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盛上げ駒


王義之書

繊細で整ったこの書体は最も好きなもののうちのひとつです。字母は相当に触って、オリジナルになっていると思います。もう触るところがないと思いますので、これでひとつの完成としたいと思います。


菱湖書

繊細で整ったこの書体は最も好きなもののうちのひとつです。字母は相当に触って、オリジナルになっていると思います。もう触るところがないと思いますので、これでひとつの完成としたいと思います。



菱湖書(細字)


細字の菱湖書は元の字とかなり違います。ただ細いだけではありません。繊細さとカッコ良さをを追求する書体でしょうか。



水無瀬書
楽しい書体ですね。王様の「王」の縦の線や、くるっと丸い「と金」に特徴があります。とてもよく出来た書体だと思います。将に将棋の駒ですね。



長禄書
長い禄とは何と縁起良い書体名でしょう。一度目にしたら二度と忘れない書体ですが、画数が多く制作には時間が掛かります。


淇洲書
将棋の駒を作るきっかけとなったのがこの書体です。この書体が無ければ駒を作っていなかったと思います。特に飛車と龍、歩とと金が好きです。



清龍書
端整で二枚目の書体ですね。横の線に細いのが多く、縦の線に太いのが多いのが特徴です。桂馬と歩が好きです。何か一枚、好きな駒があると作っていて楽しいです。


宗歩好
いかにも将棋の駒といった書体ですね。駒は五角形なので、それに合わせてバランスされています。王将なんかが最たるものです。



関根名人書
堂々たる書体ですね。制作は比較的やさしい部類に入ります。桂馬の点が線だったり歩も簡略されていたりします


金龍書
裏は派手ですが、表は整然と・しています。それだけに丁寧さが求められます。意外に人気が高いので制作者としては驚きです。


鷲堂書
筆の勢いが良く、作っていて爽快・・・と言いたいところですが、現実にはしくじるとアウトな線が多く見た目以上に大変です。飛車や金・銀に特徴があります。


三邨書
整った書体ですが、龍と馬に特徴があります。上下の文字が重なり合っています。こういう書体でバランスが取れているのは珍しいと思います。


魚龍書
近年、創作された書体ですが、素晴らしいと思います。創作された方にお会いしたことがありますが、目の澄んだ穏やかな方でした。筆の力強さからは意外な感じを受けました。


峰書
将棋好きの大学の先輩から「お前はニョロニョロ系が好きだな」と言われました。心外ではありますが、確かにこういった書体を好んで作ります。角張った書体より、流れるような書体が好きです。

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